こんにちは、おつな( @by0027 )です。
個人投資家になって7年目になります。
先日、「投資の神様」と呼ばれるウォーレン・バフェットの「世界一シンプルなバフェットの投資」という本を読みました。今回は本の中で気になった部分の紹介と、私の意見について書きたいと思います。
想定読者:こんな方におすすめです
- 株式投資をこれからはじめてみようと考えている方
- 投資をはじめたばかりの初心者さん
- 自分で銘柄を選びたいけど、どう選べばいいか迷っている方
これから株式投資をはじめたい or もう少し足を踏み入れてみたいと考えている「初級者さん向け」に書いています。なるべく複雑な用語を使わずに解説をしますので、興味のある方はこのままお読みいただければと思います。
ウォーレン・バフェットについて
ウォーレン・バフェットとは、米フォーブス誌の長者版付けの常連で、世界3番目の大富豪といわれているとても有名な投資家です。別名「投資の神様」と呼ばれています。
どれくらい大富豪なのかというと、2018年時点で推定883億ドル(約9兆9800億円ほど)の純資産を保有していると噂されています。
- 新聞社ワシントン・ポスト:1060万ドル → 8億ドル
- コカ・コーラ:10億ドル → 114億ドル
- 損害保険会社GEICO:4600万ドル → 280億ドル
上記のように購入した株が10倍〜60倍の価値になるという、トンデモな成功体験をされています。そしてこの他にももちろんあるので、一体どれだけ投資で儲けているんだろう・・・と気になるところです。
プロ任せしないで、自分で銘柄を選ぶことの大切さ
そんなバフェットは、どんな投資を行なっているか気になるとところですが、まずは株式銘柄を「自分で選ぶことの大切さ」についてお話しさせてください。
その前に、現在銘柄の選択・購入を証券会社やプロにまかせている方へ。プロにメリットは、時間短縮できる・深い知識がなくても購入できる・アドバイスを受けながら選択できるといったものがあります。
ですが、基本的な知識をつけて、自分で銘柄を選べられるようになると、株式投資をより身近に感じることができ、投資生活そのものをたのしく思えるようになります。
そのため、バフェットは「自分で銘柄を選択する」ことをおすすめしています。
投資はむずかしいイメージがありますが、購入した銘柄を通してその会社のことをこれまで以上に知れたり、新しい発見があったり、消費者としてその製品や会社を違った角度から見ることができるようになるので、とても面白いです。
調べれば調べるほど奥の深さに魅力を感じ、これまで関心がなかったことにも興味の対象が広がったりします。
「ただお金が増えたらいいなぁ。」という気持ちだけで投資を行うより、興味のある会社や応援したい会社に投資を行うようになると、大袈裟かもしれないけど「社会に貢献している」そんな気になれるのでオススメです。
原則:理解できない企業の株は買わない
さて、前置きが長くなりましたが「投資の神様」バフェットはどのような投資を行なっているかについて書いていきます。本には次のように記載されていました。
「実際のところ、複雑なものは邪魔なだけだ。とにかく単純明快なものを選ぶように」そのために、「シンプルに考える」。
そもそも「株式投資」というものは、仕組みそのものが複雑にできています。証券口座を開くだけでも、細かい注意事項がたくさんあったりで、けっこう大変だったなぁ。という覚えがあります。
株式市場自体が複雑なので、そこからさらに「ムズカシイ銘柄」を選ぶより、「自分にとってわかりやすい銘柄(シンプルな銘柄)」を選んでいこう。そうバフェットは言っています。
バフェットの銘柄選びの条件
バフェットの銘柄選びの条件はいろいろとあるのですが、今回は次の4つを記載します。
- 理解やすく、堅実な会社
- 長続きする事業
- 正直で有能な経営者
- その企業が成功する理由を、自分が説明できる
このように、バフェットは自分が理解できて説明できる企業にのみ投資をしています。ですので、時代に合っている・有名な大企業だからといって銘柄を選ばない。あなたにとって苦手と感じたり、よくわからない領域には、手を出さないことが得策といえます。
カンタンにいうと、まずは「自分にとってわかりやすくて、その会社のいいところを誰かに説明できる」そんな会社の銘柄を購入するのが、第一歩になるんじゃないかなぁ、と思います。
銘柄選択のポイント:わかりやすくて、人に説明できるものを選ぶ
おわりに
バフェットの投資術のよさは、そのシンプルさです。そして自分自身で決めたルールを徹底して守っていることだと思います。
株式投資をこれからはじめよう、またははじめたばかりの方にとっては覚えることがたくさんあり、大変かもしれません。ですが、誰だって、はじめは何も知らないところからのスタートです。
スタートし始めは大変かもしれませんが、知識が増えると、覚えられることのスピードが加速します。いっしょに学んでいきましょう!投資はたのしいです!
参考書籍・サイト
おしまい。