【いまは気にしないでOK】投資とインフレ率の関係性【覚えるだけ】

 

こんにちは、個人投資家歴7年目のおつな( @by0027 )です。

さて本日は、投資の神様と呼ばれているウォーレン・バフェットのバフェットの投資原則という本を読んでいます。

その中で気になった「インフレ率」について、覚えたことをシェアしたいと思います。

想定読者:こんな方におすすめです

  1. 投資で損をしない方法を知りたい方
  2. バフェットの投資原則の一部を知りたい方
  3. 経済の知識を深めたいと考えている方

 

本記事は、経済の知識をつけ、それがどう投資活動に関わるのかをカンタンにまとめています。同じように投資知識を学びたい方の参考になれたらな。と思っています。

 

投資活動、最大の敵ともいえる「インフレ税」

 

バフェットの投資原則では、「インフレーションは、歴史史上最も高い税金である」と述べています。

 

「インフレーションって、税金なの?」とちょっとギモンに思いましたので、わかりやすかった下記記事を引用します。

「国家が特定の通貨を使うように強制しているとき(通貨通用力)、その通貨を国家が発行して価値を希釈し、それを政府の支出として使うことで、結果的に国民の財産や労働力を奪い取ることができます。

通貨の希釈によって国家が人々から財産を吸い取るとき、それをインフレ税と呼びます。」

※参考記事:インフレ税の仕組み – ユキノシバリ

 

そもそも、インフレとは
インフレとはモノの値段が上がり続ける状態のこと。

インフレ=モノの値段が上がることは、言い換えると「お金の価値が下がる」ことを意味します。そしてこの「インフレ税」というものは、目に見えないモノで、資本(お金の価値)を食いつぶすという恐ろしい性質をもっています。

 

5%の金利がもらえる定期預金で考えてみる

 

これはどのようなことかというと、本に記載されている内容を引用します。(内容はすこし補足を追記しています。)

ある未亡人が財産を5%の定期預金で運用するとします。インフレ率はゼロ%、その利息収入に100%の所得税がかかるとすれば、未亡人は所得・利益を得ることができません。

しかし、たとえ所得税を免税(ゼロ%)されたとしても、<インフレ率が金利と同等の5%>であれば、やはり未亡人の所得はゼロです。

定期預金の利息収入5%は得られますが、<元金が5%目減りする>ために、差し引きでゼロになってしまうからです。

 

カンタンにいうと、5%の利息がもらえる定期預金を購入しても、インフレ率が5%の場合、<元金の価値が5%減っている>ので「実質プラスマイナス・ゼロ」。お金は増えているようで、じつは増えていなかった。ということになります。

 

低インフレ率だと、ひとは「見過ごしてしまう」

 

そして大変なことに、金融商品を購入する際、ひとはこのインフレ税を見過ごしてしまう傾向を持っています。

この未亡人もインフレ率が120%と高い利率であれば気づき、購入に疑問を持ちますが、5%のインフレが経済的に見て、また、保有している定期預金に対して悪影響を及ぼすことには恐らく気がつかないと思います。

ちなみに日本のインフレ率は、下記リンクから調べることが可能です。

日本のインフレ率を調べる

 

ただ、2019年の現在は「0.99%」とめちゃくちゃ低インフレ率です。5年後の2024年の予想でも「1.24%」と、決して高いとはいえない水準のため、しばらく影響はなさそうです。

逆に今のうちにお金を借りて不動産など購入するのもいいんじゃないのかな?と「無責任」な発言もしておきます。

 

おわりに

 

とはいえ、もっと長い目線で見たときには、どのようになるかはわかりません。

日本の未来を思うと、2020年以降も経済が拡大・成長・伸長し、人口は減っていてもGDPは増加を続け、所得が増え、デフレなのかインフレなのかはわからないけど、いい時代になることを私は期待しています。

 

話しがズレてしまいました。こんな話しをしておいてナンですが、あまり細かく考えると、投資生活はどんどん苦しくなってしまいます。難しいなと感じたときは、「一旦ムシ」でいいと私は思っています。

 

投資をたのしむコツは、「難しいものと、カンタンに考える」とバフェットは言っていますし、私もそうだと思っています。

ですので、インフレ率を考慮することは確かに大切。そして、それがあなたにとって負担とならない範囲で対処でき、自分に合った金融商品を選んでいけたらいいですね。

私もまだまだ勉強中ですし、なかなかこういった市況や経済状況を頭に入れて購入していないところもあります。これからしっかりと意識をして、投資生活を楽しんでいきたいです。

 

今回は「投資とインフレ率の関係性」についてのお話しでした。

 

おしまい。

 

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