【東京からの引っ越し】家を退去しようと考えている方へ、費用をおさえるためのヒント

 

こんにちは、おつな( @by0027 )です。

東京に住んで、早数年。
最近、そろそろ引越しをしようかなぁ、そんなことを考えています。
そこで、引っ越し費用をおさえるための「原状回復のガイドライン / 費用を負担するものしないもの」を、まとめてみました。

今回は私自身が知りたい情報ですが、同じように東京から引っ越しをしようと考えているひとの役に立てればと思い、記事にしました。

 

想定読者:こんなひとにおすすめです

  1. 東京から引っ越しをする or しようと考えているひと
  2. 引っ越し資金をなるべく抑えたいと思っているひと
  3. 家や不動産の情報に興味のあるすべての方へ

 

基本用語

カンタンに、家の退去時に覚えておきたい用語をまとめました。

 

  1. 敷金:
    家賃滞納や、退去時の修繕費用(原状回復)として、契約時にあらかじめ払うお金
  2. 原状回復:
    原状回復とは:退去時に借主の責任によって生じた住宅の消耗やキズ等を復旧すること。借主は原状回復する必要がある。
  3. 経過年数:
    故意・過失などによる損耗などは、借主負担で現状回復すべきといわれていますが、全額を負担しなければならないわけではありません。経年変化という考えがあり、条件に当てはまった場合、「貸主負担」となる場合もあります。

退去時には、私たち借主は、生活をする上でついてしまったキズなどを原状回復する必要があります。そのための修繕費用として、入居時に「敷金」を支払っています。

もしキズなどがなくきれいな状態で退去をする場合、敷金は戻ってきますが、修繕が必要となった場合は敷金を使用して修繕・復旧する必要があります。

しかしながら、一定期間居住している場合(ある条件にあてはまった場合)、原状回復費用は「貸主負担」となる可能性もあります。

原状回復の基本的な考え方(原則)を覚えておくと、退去時の引っ越し費用をおさえることができるかもしれません。そのための貸主・借主負担の区分を次にまとめました。

 

原状回復:貸主・借主の負担区分

原状回復の基本的な考え方は、故意・過失や通常の使用方法に反する使用などによって生じた住宅の損耗やキズなどの復旧は「借主負担」

経年変化および通常の使用による損耗などの復旧は「貸主負担」となります。

 

鍵の破損・紛失による取り替え:借主負担
鍵の取り替え(破損・紛失のない場合):貸主負担

設備

不適切なお手入れ:借主負担

機器の破損・経年劣化による自然損耗:貸主負担

水まわり

風呂・トイレ・洗面台の水垢、カビなど:借主負担

トイレの消毒:貸主負担

壁(クロス)

 

タバコのヤニ:借主負担

くぎ穴・ネジ穴(通常の使用を超える):借主負担

台所の油汚れ:借主負担

クロスの変色(自然現象によるもの):貸主負担

冷蔵庫など電化製品の黒ずみ(電気ヤケ):貸主負担

ひっかきキズ:借主負担

キャスター付イスなどによるキズ、へこみ:借主負担

日照による変色(通常損耗):貸主負担

フローリングのワックスがけ:貸主負担

居室全体

ハウスクリーニング:貸主負担

 

※参考PDF:賃貸住宅トラブル防止ガイドライン(P5-6)

※参考サイト:賃貸住宅トラブル防止ガイドライン – 東京都住宅政策本部

 

(注意)最新の情報は各自で調べてくださいね。

 

おわりに

 

「立つ鳥跡を濁さず」という言葉があるように、お世話になった住居はきれいにして退去したいですね。

 

日々の暮らしを丁寧にしていれば、きっと大丈夫🤗

 

おしまい。

 

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