こんにちは、おつな( @by0027 )です。
世の中をみていると、「お金がない!」と嘆いているひとが多いなあ。とよく感じます。かくいう私も以前はお金に対して漠然とした不安を感じていました。
ですが、お金と欲の関係性を理解し、そのバランス感覚を身につけたので今はお金に対する不安はあまり感じなくなりました。
今回はそんな私が、お金がないと言う人の背景にある心理について、考えたことをシェアしたいと思います。ここから先は「お金がない」を口ぐせのように言っているひとが対象になります。
想定読者:こんな方におすすめです
- 「お金がない」を口ぐせのように言っているひと
- その口ぐせを治したいという強い意志のあるひと
- ひとの話しを最後まできちんと聞けるひと
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なにを買ったか、思い出せますか?
お金がないと嘆いているひとは、ちょっと考えてみてください。
今日、いくらくらいお金をつかいました?
今月、一番大きい買い物は何でした?
今年、最も無駄遣いしたと感じるものは何でした?いくらでした?
・・・・(考えタイム🤔💭)
自分がどんな買い物をしたかを、わりと思い出せるひとはこの記事は流し読み程度でOKです。
そこそこ思い出せるひとは軽度、ほとんど思い出せなかったというひとは重度のお金リテラシーの低さです。ひどい言い方をすると、情報弱者です。欲望やマーケティングにうまく摂取されてるな、と思ってしまいます。
今回はそんなお金リテラシー低めのひとに対して、お金と欲の関係性についての知識をシェアしたいと思います。

すべては原因と結果でできている
お金と欲の関係性のはなしをする前に覚えてほしいこと。
それは、すべてのものは原因と結果でできているということ。
お金がないと嘆いているひとは、必ずその原因があります。
お金がないと嘆いている人は、
収支バランスがどこかで狂っています。
お金の収支バランスを解消するためにできることは2つだけです。
- 収入を増やす
- 支出を減らす
しかし、いまの日本に住んでいて、普通に仕事をしている一般的な社会人であれば毎月の収入でこと足りるはずです。
それでも「足りない状況」となってしまっているのは、収入に対して支出の割合が多い。すなわち、欲望をコントロールできていない可能性が高いです。
欲求と欲望のはなし
欲望をコントロールできていないというのは、
- 満腹なのに(空腹でないのに)食べたがる
- すでに何着も持っているのに新しい服を欲しがる
- 流行りものや新商品はとりあえず試してみたい
このような状態のことをさします。
そして、欲(欲求)と欲望を履き違えているひとが多いなあ。と。
欲(欲求):本能であり、行動の原動力
欲望:欲しがるこころ、満足を知らない
欲(欲求)は、本能であり、生きる原動力である。行動を起こすためのエネルギーに変えることができます。
欲しいものがあるからお金がほしい。異性にモテたいからお金を稼ぎたい。このように発想の転換ができるので、欲(欲求)があるのは決して悪いことではない。
だけど欲望には終わりがありません。
欲望は満たしても、欲してしまうもの。それを手に入れてもまた欲しくなってしまうもの。終わりはないのに足りないと「不満」を生みだしてしまう。それが欲望です。
人間の身体で例えてみる
人間の身体でたとえるなら。
欲求が筋肉で、欲望は脂肪のようなものだと思っています。
欲求(筋肉)をうまく使えば身体はスムーズに動くし、鍛えれば鍛えるほど身体は強く健康になり、自信がつく。
だけどその上にできる脂肪は蓄えようと思えばいくらでも蓄えられる。そして蓄えるほど身体は重くなり、甘いものや高カロリーといった誘惑をさらに欲してしまう。
欲望とは、欲するとより欲しくなる、終わりのない甘い麻薬のようなものです。
大切なことは、欲望を追い求めないこと。
「お金がない」状態に陥らないために
「お金がない」と嘆いているひとへの対処法。
一言でいうと、「欲求と欲望を正確に使い分けよう」。
なにか欲しいものが出てきたとき、ただ欲望のままにすぐ購入するのではなく、まず時間を置いてみる。それからエネルギーとなる欲求に転換するにはどうするか?を考える。
その欲求があるからこそ仕事に精が入ったり、副業をしてみたり、投資をはじめたり。収入を増やすにはどうするか?と考えたり、その気持ちを継続するモチベーションになったりもします。
なので、てっとり早くほしいものを手に入れる(お金を増やすこと)を目指すよりも、まずは欲望と欲求の違いを意識する。それからお金を増やすための行動をした方が、長い目で見てお金は貯まります。
なにも考えずに行動をしては、結局堂々巡り。お金がないスパイラルからはなかなか抜け出せません。気をつけてください。
それを意識することで、お金の奴隷にならず、そして自分にとってほんとうに必要なものに囲まれた暮らしができると思います。
すきなものだけに囲まれた暮らし。
そんな生活、理想じゃないですか😊?
欲望と欲(欲求)の違いを理解し、
ほんとうにすきなものの為にお金をつかおう。
ちなみに欲望を「一旦保留」するだけでも衝動的な欲望をかなり抑えることはできます。
実はこれが一番重要だったり。。要は「衝動買い」をせず本当に必要なものを見極めよう、です🙂
「お金がない」状態に陥らないために
- 欲望がでてきたら、まずは欲望を抑える(時間を置く)
- 「ほんとうに必要か?」再検討する
- それでも欲しい場合、欲望 → 欲求(エネルギー)に転換する
おしまい。