ファンダメンタルズ分析とは何なのか、3つのアプローチで考えてみる【FXにも使える】

ファンダメンタルズ分析を勉強したい人
「ファンダメンタルズ分析って世界経済のこととか勉強するのかな?何を見ればいいんだろう?どんなことをすればいいんだろう?」

 

「ファンダメンタルズの勉強をしたいけど、何から始めればいいかわからない・・・」そんな方に向けて、ファンダメンタルズ分析をする上での3つのアプローチ方法を紹介します。

 

この記事に書いてあること

  • トップダウン・アプローチ
  • マーケット・アプローチ
  • ボトムアップ・アプローチ

 

ファンダメンタルズ分析は長期投資に適した分析方法ですが、短期投資の人にも必要な分析だと思っています。

その理由は、投資の基本は「大きな流れを見て、その流れに乗ること」だからです。

日本に限らず、成功を納めた多くの個人投資家はファンダメンタルズ分析の手法を取っていると言われています。だからこそ、「投資の基本」として覚えておきたいですね。

 

ファンダメンタルズ分析

ここでは3つのアプローチを紹介しています。

 

  • トップダウン・アプローチ
  • マーケット・アプローチ
  • ボトムアップ・アプローチ
ファンダメンタルズ分析は一般的には、企業価値を見るボトムアップ・アプローチのみで行う人もいますが、世界のファンダメンタルズを見るトップダウン・アプローチ、マーケットの需給を見るマーケット・アプローチにきちんとフォーカスを当てることで、リターンの確度を高めていくことができます。

それでは、3つのアプローチ方法はどのようなものか、それぞれ見ていきます。

 

(1)トップダウン・アプローチ


世界を真上から見て、「お金が今、どこに向かっているのか?」を考えること。

トップダウン・アプローチは、上からマーケットを見ること

マクロな視点から市場の大きな流れを見渡し、変調の兆しを見逃さないための分析手法です。

といってもピンとこないので別の言葉で言い直すと、世界経済の中でどの国や何の資産にお金が向かっているのか。を、経済指標や実際に発表されているデータを使って未来を予想し、お金がどこに向かっているのかを分析することです。

例えば今まで新興国に集まっていたお金が米国に集まるようになってきた。原油や金の値段が上がってきた。そのような変化の兆し見つけて、何の通貨・資産を買うべきなのかを考えることです。

注目するべき経済指標

アップダウン・アプローチをするための経済指標は毎日何かしらの発表がありますが、特に大切なものだけをピックアップします。

それぞれの指標の読み方については随時記事をアップしていく予定ですので、しばしお待ちください。

  • 米国雇用統計/非農業部門雇用者数・失業率:★★★
  • 米国小売売上高:★★★
  • ISM製造業景況感指数:★★★
  • ユーロ圏のGDP:★★★
  • 中国のGDP:★★★
  • 中国PMI:★★☆
  • 中国CPI:★★☆
  • 日本のGDP:★★★
  • 鉱工業生産:★★☆
  • 【先行指標】日銀短観:★★☆
  • 【先行指標】貿易収支:★★☆
  • 【先行指標】消費者物価指数:★★★

星の数は重要度を表しています。(Yahoo!ファイナンスより)

※【先行指標】と付いているものは、景気の先行きを表すものになります。

これらの経済指標が、発表前は予想が前年より良いのか悪いのか。発表後は予想値と比較して良いのか悪いのか。という風に見ていきます。

ここの部分はFXにも使えるので、まず押さえておきたいポイントですね。

 

 

(2)マーケット・アプローチ

マーケットを横から見て「マーケットが何を好んでいるのか」を見ること。

マーケット・アプローチは、横からマーケットを見ること

今のマーケットの動向や景気サイクルといった需給の関係を見る分析手法です。

投資の世界には、「マーケットは常に正しい」「マーケットの声に耳を傾けろ」という格言があります。このように、マーケット自らが発信しているシグナルにフォーカスをあて「マーケットが何を好んでいるのか。」を見抜いていきます。

マーケットの需給を読むためデータ

マーケットの需給を読むためのデータはいくつかありますので、その代表例を挙げておきます。

  • 外国勢の需給
  • 景気サイクル
  • シクリカル景気分析
  • テーマ株
  • 売買動向

こちらの詳細も今後アップしていきますので、しばしお待ちください。

(3)ボトムアップ・アプローチ

企業の業績、将来性、イベントや材料をテーマとして、個別に分析していくこと。

ボトムアップ・アプローチとは、今後上がりそうな銘柄を個別に探していくこと

基本的には企業価値に対して株価が割安な企業や、高い成長が見込まれる企業は、「将来的には株価は企業価値に見合う価格まで上昇する」という考えです。

ボトムアップ・アプローチの考え方

バリュー株

バリュー株(割安のまま放置されている株)を見つけて投資をすること。

割安というのは業績や保有資産から見たその会社の価値が株価よりも高い銘柄で、PERやPBRが低い会社のこと。

もともと資産価値や業績の評価が低く、すでに「割安」であるため、値下がりするリスクの小さい投資になります。ただしその分値動きも小さくなります。

グロース株

グロース株(成長株)を見つけて投資をすること。

成長株とは、もうすでに市場では評価され価格が高くなり始めているけど、さらに将来の成長が期待できる会社のこと。

将来の業績予想に基づいて投資するため、見通しを間違えれば大きく値下がりする危険性も高くなります。ただ、その一方で大きなリターンも期待できます。

ボトムアップ・アプローチのポイントは、現在価値ではなく、将来価値を算出して投資を行うことです。

まめ知識:各専門家の名称

ここまででファンダメンタルズ分析をする上での3つのアプローチ方法を紹介しました。

ここで1つ豆知識です。

金融業界には様々な肩書きがありますが、ファンダメンタルズ分析をする人は分析手法によって肩書き名称が変わります。

  • 経済アナリスト:トップダウン・アプローチの専門家
  • テクニカルアナリスト:マーケット・アプローチの専門家
  • アナリスト:ボトムアップ・アプローチの専門家
  • ストラテジスト:3つ全ての専門家

これを覚えておくと、モーニングサテライトの出演者などを見るとき「あ、この人は経済アナリストだから世界経済のことが得意なんだな。」という見方ができて面白いです。

 

投資をする上でファンダメンタルズ分析はとっても大事なこと。私も日々勉強してます。

 

ファンダメンタルズ分析を勉強したいと思ったら

 

株式投資やファンダメンタルズ分析を勉強したいと思ったら、本やネットで検索して勉強するというのもひとつですが、私はファイナンシャルアカデミーでの受講をおすすめします。

体系的にまとまった教科書と、実際に成功されているプロ講師陣の講義は初心者や中級者が聞いても学びは多いはずです。

無料の体験会も随時開催されていますので、よければ受けてみてください。

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